「インド【イティマード・ウッダウラ廟】より」
本作のここに注目!
・同じような模様が広がっている中での色遣いをお楽しみ下さい。
・「白い部分を目地材でごまかさない」にこだわって作成しています。白いタイルもひとつひとつカットしている点をぜひご覧ください。
この幾何学模様はインドのアーグラにある【イティマード・ウッダウラ廟】にある模様です。
【イティマード・ウッダウラ廟】はインドで有名な「タージマハル」の原型となったと言われており、現地では「ベビータージ」と呼ばれているそうです。
実際に行ったことがないので調べてみたところ、以下のサイトでこちらの幾何学模様を発見しました!!
この写真↑の右下の壁の模様がそれですね!
今年の夏、実は次女がインドにホームステイに行ってきました。その時にタージマハルは見学に行ってましたが、ベビータージまではなかなか足を伸ばせませんよね。
いつか行ってみたい場所のひとつになりました!
では本作の作成過程をご紹介しましょう。
私はこの模様をタイルで再現するため、まずはメインとなる星形のタイルを陶芸教室で作成しました。
※今回は下の写真に写っている十字型のタイルは使用していません。
↑これは色つけ前の、1回目の焼きが終わった状態です。
そして色をつけて再度焼いていただき完成です。
色をつける前に、どの位置にどの配色にするかは決めていきましたので、予備を加えたほぼピッタリの数が出来上がりました。
(ここまでで三週間ほど経過)
そしてこれらの手作りタイルをまず図案を描いた紙に弱い両面テープで固定した後、星形以外のパーツをフランスタイルをカットして作成していきました。
全てのカットが終わった後、板にガイド線を描き、それに沿って貼り付けていきました。
まずは中心をとり、真ん中の星形を貼ります。その後はガイド線に沿って徐々に広げていきます。
少しずつゆがまないように慎重に貼り付けていきます。
そして目地入れをして完成です。
今回は額装していただきました。
本作は今回の個展で一番大きなものとなり、自分自身でも自信作となりました。
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